クランベリー入りキャットフードで尿路結石予防

オス猫が尿路結石にかかりやすいのは、尿管が長くて細いからということはお話しましたが結石ができる元を断てば尿路結石にもならないわけです。そのためには尿を常に酸性に保つことが大切です。
尿を酸性に保つにはクランベリー入りのキャットフードを与えるとPH値を安定させる効果があるのでおすすめです。

もちろんフードだけでは尿路結石を予防できない場合もあるのです。それはその猫がもともと持っている結石のできやすい体質やストレス環境にあることなどいくつかの原因が考えられます。こういった結石のできやすい猫にもクランベリー入りのキャットフードを選ぶようにしておくと尿路結石にかかる確率は低くすることができるので、やはりキャットフード選びはクランベリーという原材料表示がされているものを選べば安心でしょう。そしてできればドライフードだけでなく缶詰のキャットフードと半々ぐらいにして与えることをおすすめします。

缶詰のキャットフードでもクランベリー入りのものはたくさん出回っています。そしてさらに缶詰ですと水分量がドライフードよりも非常に豊富なので水を普段からあまり飲まない猫でもかなりの水分をフードからだけでもしっかりとることができるので結石予防にはとても有効なのです。

クランベリーについて

クランベリーはアメリカなどでは昔から膀胱炎や尿路結石に効果があるとされる民間療法の代表として広く親しまれてきた果物です。これは人間の場合ですが、同じく猫の泌尿器系の病気の予防にもとても優れた効果を持つものだということがわかっています。そのため猫にもクランベリーを応用してキャットフードの材料の中に含めているメーカーが多くなっています。

クランベリーには猫の尿のpH値を酸性にコントロールしてくれる働きがあるので毎日口にするキャットフードに含まれていることによって、尿を常に結石ができにくい状態へと導いてくれるのです。pHさえいつも酸性にコントロールしてさえいれば多くの猫たちが尿路結石に悩まされることがなくなるはずです。クランベリーはこういった作用のほかにも抗酸化作用が強いことにより常に細胞を健康に保つことができます。そのため泌尿器関係だけでなく心臓やガンや歯周病などの予防にも優れた効果を発揮してくれるのです。

このことからもクランベリーの健康維持への貢献度がいかに高いかがお分かりになると思います。キャットフードの原材料をチェックすると、良質なキャットフードにはクランベリーという原材料を目にすることが多いでしょう。

尿路結石の原因は?

さて、猫で最も多いとされている病気は泌尿器系だということは先ほども述べましたが、よく見かけるのが尿路結石です。これは猫の病気では頻繁に見られる病気です。そしてオス猫のほうがメス猫よりも発症率が高いと言われています。その原因としてオス猫の尿管はメス猫の尿管よりも長いので、より結石が詰まりやすいということになるのです。

この結石は尿管内で作られるよりも腎臓内や膀胱内などで形成されることがほとんどです。これが尿と一緒に小さな砂状のものや石状のものが尿管に流れ出た時に詰まってしまう状態です。結石の原因になるのは尿がアルカリ性に傾くとストラバイト結石ができ、逆に酸性尿に傾くとシュウ酸カルシウム結石ができやすい状態になります。

猫は水をあまり飲まない動物です。そのため尿が長時間膀胱にとどまることによってどんどん尿が濃縮されていきます。すると石が形成されやすくなるのです。どちらの種類の結石の場合でも栄養バランスの取れたキャットフードを与えて、さらにお水をしっかり飲ませるようにしていれば十分に予防が可能です。水をたくさん飲ませると尿で結石ができる前の状態の砂などがどんどん腎臓や膀胱から洗い流されていくため尿路結石にはとても有効なのです。

健康を考えたキャットフード

人もペットも健康は食からというのが通説です。ましてや体が小さくとてもデリケートな猫は特に食べさせるキャットフードに気を使わなければなりません。猫も最近では安全な室内で飼育されていて伝染病にかかる危険性もぐんと低くなっており、そのため大きな病気にはなりにくいのではと考える飼い主さんも多いかと思います。しかし実際には猫も全く人と同じで肥満が大きな問題になっているのです。

肥満はご存知のように万病の元です。肥満体質であるとガン、糖尿病、腎不全、尿路結石などの病気にかかりやすくなってしまうという現実があるのです。ですから肥満にさせないためにも、そして大きな病気にさせないためにもキャットフード選びはとても大切なのです。ただ高級なキャットフードをあげていればそれで安心なのかといえば一概にはそうとも言い切れません。高級キャットフードでも肥満を起こしやすいコーングルテンや大豆ミールなどを大量に含んでいるものもあるのです。こういった原材料は猫の肥満を引き起こしやすく同時に腎臓内や尿路内に結石を形成しやすいと言われています。

猫は特に尿路系が非常に弱い動物種なので日頃からフード選びを間違えないようにして予防につとめることがとても大切なのです。猫の健康全般から見てもキャットフードの選び方一つで、その猫の寿命まで決まってくるのだとしたら、やはり飼い主としては見逃せないことだと思います。正しいキャットフード選びは日頃からの飼い主さんの情報収集にかかっていると言えるのです。